対中日2回戦(ナゴド)
2005年4月2日もうね…良かったんじゃないか?と思うしかないですね。
何が良かったのか?「佐々木を見切る大義名分を得た事」
今シーズンはキャンプから十分に調整した佐々木が
契約最終年の復活にかけて動いていた。
歴代No.1ストッパーと言っても過言ではない実績を誇る
佐々木を怪我でもないのに開幕から抑え以外で
起用することは誰が監督でも出来ない事でしょう。
すると選択肢は限られてくる。
?佐々木が好調なら無論抑えで起用し続ける
?佐々木が不調ならどこかで見切らないといけない
でも?を選択する事は能動的には出来ません。
世論も含めて(コアじゃないファンも含めて)の周囲が
納得する理由でないと。そういう意味では初登板で
134キロのストレートをサヨナラHRされたというのは
誰もが「やはり佐々木は限界なのか…」と思うのには
十分な内容です。ここで昨年の監督では温情という名の
”甘え”から「佐々木に聞いてみないとね…」という
ご機嫌伺い発言しか出来なかったでしょう。
しかし現政権は違う。何故なら牛島監督は就任当時から
「全ては競争」と名言し、現に起用もその方針に沿っている。
だから佐々木にも「競争に敗れたのだから」と言える。
まぁまだ1試合の登板で結果を出すかは分からないにしろ
そう言える材料を手にした事は事実で、これからの起用に
関しても主導権は首脳陣にあるという事実は非常に大きい。
佐々木は死に場所を求めて日本球界に復帰した感もあるので
その佐々木に素直に引導を渡してやるのにも
牛島は相応しい監督なのかもしれませんね。
投手出身で抑えを仕事にしていた彼ならば…。
さて、それ以外の部分ですが…
先発の斎藤は相変わらずの制球。常にボールが先行するも
中日の1・2番のらしくない打撃や福留の不調などに助けられ
何とか4回までは抑えてきました。しかし5回に入ると
いよいよ捉まりそうになり始めました。
ここでベンチは早めの継投。川村にスイッチしました。
勝ち投手の権利とか関係なく斎藤の打たれる傾向を読んだ
早めの継投。ゲームを壊す前に変える決断は良いですねぇ。
川村はウッズに被弾したが、外角の球をライト方向に
打ち上げるというウッズの打撃は他の選手では出来ないもの。
これは素直にウッズを褒めるべきだと思います。
3番手は木塚。苦手の左打者に四球を出すも併殺で切り抜ける。
4番手クルーンは初登板の影響もあってか力んでおり
ストレートが上ずっていたが相川の好リードで1失点に凌ぐ。
佐伯がジャッグルしなければ無失点の内容だった。
このように上記の「佐々木関連」以外には良い点が多かった。
?相川が単調にならず2回り目、3回り目の事も考えた
目先を変えるリードで不調の斎藤やクルーンを引っ張っていた
?投手起用に関してはベンチが早めの継投という方針を見せ
とにかく試合を崩さないように我慢して終盤を迎えようという
「粘り」の采配をしている。
?マウンド上で苦しむ斎藤やクルーンの場面で的確な
タイミングで間を取っていた。クルーンなどは落ち着いて
タイムの前後で内容がガラリと変わった。
このように投手の面では以降のシーズンに期待を持たせてくれる
内容が多かった事を忘れてはいけない。
打撃面に話を移すと…鈴木先発降格は昨日の守備、そして打撃を
見れば当然の結果でオープン戦で彼より数字を残していた
小池・古木を起用する事で「競争意識」を保っている。
しかし小池を5番で起用するのは早かったのではないか?
5番村田・6番古木・7番小池の方が余裕を持てたように思う。
この3人は同じ歳とはいえ試合出場数で言えば村田の方が
小池より格段に多いわけで、そこへの配慮が無かったのかなと。
更に石井・種田・金城・佐伯の上位打線が比較的好調なので
この後に多村が帰ってくれば打線としては破壊力が増す。
中日は投手力が12球団1と言ってよいチームですから
先発・中継ぎ関係なく、そうそう点が取れないのは当然です。
小池は守備面でのバランスも考慮して多村復帰までは
打てなくとも起用されるはずです。
古木は3打席後、河野に変えられました。
これは接戦時においては当然の起用で横浜に帰ったら
1軍枠の関係で野中が入る可能性も出てきますね。
9回2死走者無しの場面でも代打は内川でなく小田嶋でした。
これも分かりやすくHR打ってこいという采配。
今年は投手起用にしろ野手起用にしろ作戦面にしろ
昨年のようにイライラする素人采配は無さそうですね。
ツルピカ君に悩まされ続けた私には何よりの朗報です。
開幕2連敗、佐々木の処遇など苦しい事が多々ありますが
「競争に基づく起用」という基本方針を貫いて
競争力を失わない選手の扱い方を続けて欲しいですね。
佐々木とて人間ですから今年か来年かには引退する事に
なるはずです。ではどこで線を引くのか?
どこかで線を引かないといけない訳ですよね。
そういう意味では鈴木スタメン落ち・佐々木サヨナラ被弾と
「98年組への盲目的な優先的扱いの見切り」の必要性が
象徴的に現れた開幕2連戦になりましたね。
彼らとて競争に敗れれば過去の実績関係ないんだよと。
それは必ずしも悪い事ではなく中堅・若手にはチャンスな訳で
チームとしての生まれ変わり。多村・金城・相川ら中堅の自覚。
そういうものが出てくるまでの「生みの苦しみ」なのかもね。
まだ大丈夫。讀賣とは互角の成績だぜ…言ってて虚しい…
で楽天って応援の歌詞があるって事は結局応援すんの?
意味が分かりませんな…
何が良かったのか?「佐々木を見切る大義名分を得た事」
今シーズンはキャンプから十分に調整した佐々木が
契約最終年の復活にかけて動いていた。
歴代No.1ストッパーと言っても過言ではない実績を誇る
佐々木を怪我でもないのに開幕から抑え以外で
起用することは誰が監督でも出来ない事でしょう。
すると選択肢は限られてくる。
?佐々木が好調なら無論抑えで起用し続ける
?佐々木が不調ならどこかで見切らないといけない
でも?を選択する事は能動的には出来ません。
世論も含めて(コアじゃないファンも含めて)の周囲が
納得する理由でないと。そういう意味では初登板で
134キロのストレートをサヨナラHRされたというのは
誰もが「やはり佐々木は限界なのか…」と思うのには
十分な内容です。ここで昨年の監督では温情という名の
”甘え”から「佐々木に聞いてみないとね…」という
ご機嫌伺い発言しか出来なかったでしょう。
しかし現政権は違う。何故なら牛島監督は就任当時から
「全ては競争」と名言し、現に起用もその方針に沿っている。
だから佐々木にも「競争に敗れたのだから」と言える。
まぁまだ1試合の登板で結果を出すかは分からないにしろ
そう言える材料を手にした事は事実で、これからの起用に
関しても主導権は首脳陣にあるという事実は非常に大きい。
佐々木は死に場所を求めて日本球界に復帰した感もあるので
その佐々木に素直に引導を渡してやるのにも
牛島は相応しい監督なのかもしれませんね。
投手出身で抑えを仕事にしていた彼ならば…。
さて、それ以外の部分ですが…
先発の斎藤は相変わらずの制球。常にボールが先行するも
中日の1・2番のらしくない打撃や福留の不調などに助けられ
何とか4回までは抑えてきました。しかし5回に入ると
いよいよ捉まりそうになり始めました。
ここでベンチは早めの継投。川村にスイッチしました。
勝ち投手の権利とか関係なく斎藤の打たれる傾向を読んだ
早めの継投。ゲームを壊す前に変える決断は良いですねぇ。
川村はウッズに被弾したが、外角の球をライト方向に
打ち上げるというウッズの打撃は他の選手では出来ないもの。
これは素直にウッズを褒めるべきだと思います。
3番手は木塚。苦手の左打者に四球を出すも併殺で切り抜ける。
4番手クルーンは初登板の影響もあってか力んでおり
ストレートが上ずっていたが相川の好リードで1失点に凌ぐ。
佐伯がジャッグルしなければ無失点の内容だった。
このように上記の「佐々木関連」以外には良い点が多かった。
?相川が単調にならず2回り目、3回り目の事も考えた
目先を変えるリードで不調の斎藤やクルーンを引っ張っていた
?投手起用に関してはベンチが早めの継投という方針を見せ
とにかく試合を崩さないように我慢して終盤を迎えようという
「粘り」の采配をしている。
?マウンド上で苦しむ斎藤やクルーンの場面で的確な
タイミングで間を取っていた。クルーンなどは落ち着いて
タイムの前後で内容がガラリと変わった。
このように投手の面では以降のシーズンに期待を持たせてくれる
内容が多かった事を忘れてはいけない。
打撃面に話を移すと…鈴木先発降格は昨日の守備、そして打撃を
見れば当然の結果でオープン戦で彼より数字を残していた
小池・古木を起用する事で「競争意識」を保っている。
しかし小池を5番で起用するのは早かったのではないか?
5番村田・6番古木・7番小池の方が余裕を持てたように思う。
この3人は同じ歳とはいえ試合出場数で言えば村田の方が
小池より格段に多いわけで、そこへの配慮が無かったのかなと。
更に石井・種田・金城・佐伯の上位打線が比較的好調なので
この後に多村が帰ってくれば打線としては破壊力が増す。
中日は投手力が12球団1と言ってよいチームですから
先発・中継ぎ関係なく、そうそう点が取れないのは当然です。
小池は守備面でのバランスも考慮して多村復帰までは
打てなくとも起用されるはずです。
古木は3打席後、河野に変えられました。
これは接戦時においては当然の起用で横浜に帰ったら
1軍枠の関係で野中が入る可能性も出てきますね。
9回2死走者無しの場面でも代打は内川でなく小田嶋でした。
これも分かりやすくHR打ってこいという采配。
今年は投手起用にしろ野手起用にしろ作戦面にしろ
昨年のようにイライラする素人采配は無さそうですね。
ツルピカ君に悩まされ続けた私には何よりの朗報です。
開幕2連敗、佐々木の処遇など苦しい事が多々ありますが
「競争に基づく起用」という基本方針を貫いて
競争力を失わない選手の扱い方を続けて欲しいですね。
佐々木とて人間ですから今年か来年かには引退する事に
なるはずです。ではどこで線を引くのか?
どこかで線を引かないといけない訳ですよね。
そういう意味では鈴木スタメン落ち・佐々木サヨナラ被弾と
「98年組への盲目的な優先的扱いの見切り」の必要性が
象徴的に現れた開幕2連戦になりましたね。
彼らとて競争に敗れれば過去の実績関係ないんだよと。
それは必ずしも悪い事ではなく中堅・若手にはチャンスな訳で
チームとしての生まれ変わり。多村・金城・相川ら中堅の自覚。
そういうものが出てくるまでの「生みの苦しみ」なのかもね。
まだ大丈夫。讀賣とは互角の成績だぜ…言ってて虚しい…
で楽天って応援の歌詞があるって事は結局応援すんの?
意味が分かりませんな…
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