前日の続きとバット話

8回表、前の打席で3ランを放っている後藤に対して
ホルツを投入するも何とストレートの四球。
するとすぐさま川村を投入。逃げ切りに必死。
代打水口・代打早川・代打日高を完全に封じた!!
代打攻勢に動じない川村あっぱれ!!

8回裏は菊地原に簡単にヒネられる…
広島にいた時より全然良いよね…なぜ出したの？ピーコさん…

9回2点差となれば当然クルーンがマウンドへ。
最近家族も来て精神的には乗っているみたいだし期待したが…
どうも制球が定まらない。ストライクとボールがはっきり
分かる。先頭代打塩崎に四球を与えると村松はラッキーな
内野安打で出塁。無死1、2塁。2番平野がきっちり送って
好調の谷、そしてブランボーへと続く…

しかしここからが落ち着いていた。
谷のショートゴロの間に1点を失うものの
ブランボーを3球勝負で見逃し三振に仕留めてゲームセット!!
荒れたゲームとなったが最後は1点差、辛くも逃げ切った…

翌日が移動日だとはいえ、リリーフ陣をフルに投入した横浜。
采配にも1点を取りに行くという姿勢が見えた。
負ければ5割、勝てば貯金2。苦戦が予想される福岡での
ソフトバンク戦を前に貯金で終われた事は大きい!!

また土肥が登録抹消され龍太郎も少し不安定さを見せる中で
エラーから崩れかかったとはいえ吉見の好投は明るい兆し。
リリーフ陣は相変わらずの調子を保てているので
先発の踏ん張り、打線の早い回での援護が続けば
まだまだ勝ちを拾える要素が多いはず。楽しみですね。

ただし村田・内川・古木・小池と若手が全体的に調子を
落としている事が心配。競争相手が調子を落としている時こそ
チャンスと思って暴れて欲しいんだけどねぇ…

試合も終わって内野組と合流。
ホッシーがファンと触れ合っていたので
”かつべーダンス”を伝授。
すぐに習得するホッシーとホッシーナ(笑)
佐伯の時はやれよ!!鈴木はやっても効果無かったけど…ort
あれこれ話をしながら駐車場組と祝勝会組に分かれる。
もちろん後者(笑)最初は男三人でバカ話して過ごす。
この夏、瓶ビールが流行りそう？
途中から女性陣も合流。人数が少しでも集まると
それぞれの知り合ったキッカケなど思い出話が出る。
その度に人の繋がりの面白さを再確認しますね。
暑い中でも最後は勝てば満足なのでした。

ひょんな事から多村と小池の使用済み(？)バットを
振らせて貰う事が出来たんですが…もうね全然違うのね!!
よく「他の選手のバットじゃ自分のスイングが出来ない」なんて
話を聞く反面で「借りたバットでHRを打った」なんて話も
結構聞きますよね？小池のは結構オーソドックスなのかな？
で多村のを振ると…明らかに重みがバットの先の方に感じる。
重心が先の方にあると言いますかね？
よく言われる「軽く振っているように見えるのに飛ぶ」という
彼のスイングはこの重心が先のバットで遠心力を利用している
からだというのが振れば分かる。でも逆に考えれば遠心力で
振るという事は、いわゆる遠回りな軌道になるのではないか？
バットが外から出るというか。でも彼は何度も書いているように
インコースを右方向に打てる技術をもっている。
肘をたたんでインコースに対応するけどスイングは外軌道なら
あとは手首で位置修正というかアジャストするしかないよな…
それがよく言う”リストが強い”って事なんだろうか？
あとは読みの部分も大きいと思う。彼のHRを思い浮かべると
「バット一閃!!」って感じのHRが多いように思うし、
逆に空振りの時などタイミングが合わなくて「フワッ」と
やる気無さそうに見える空振りも結構多い。
更には駒田の如く「ハイ…」って感じでストライクを
見逃して帰っていく姿も印象に残る。
読み+対応力。この二つを兼ね備えているからこそ
HRだけでなく打率も残せるのだと思う。
読みという部分で言えば種田の「決め打ち」が参考に
なっているのかなぁ？そういう話を聞いてくれる
リポーターとかいないんでしょうか？(笑)

そういえばインボイスの時に解説で来ていた元讀賣村田に
多村が「バット変えたんですよ」なんて話しているのを
ニュースで見たなぁ。道具と技術が合わさってこその
好成績なんでしょうね。その一端に触れた気がしましたね。

今週は金曜に組み込まれた楽天戦に行けるかどうか？